そもそもビジョンとは、何でしょうか?
企業が経営円滑を掲げる経営理念やスローガンを筆文字化して、神棚や額縁の中に飾っている光景を目にしたことがあるはずです。
企業独自な経営課題・経営方針・社会貢献・社訓・コンプライアンスといった正論を文字にしている風景を見かけます。
しかしそれらの多くは、教訓や社交辞令にまみれていて、本当は組織として具体的に何をどうしたいの?と聞きたくなってしまうのです。
よく耳にするビジョンの在り方には、「将来の構想や洞察力」「あるべき姿」「将来の見通し」といった意味があります。
にもかかわらず、アナタの勤め先に掲げられているビジョンや経営理念には、とても漠然とされた格好だけの言葉で書かれているはずです。
ちっとも具体性がなく、スタッフ全員がやる気に満ちるよう、わかりやすい表現や方法論が浮かんできません・・・
叶えたい将来の夢や実現させたいビジョン、願望は、言葉の使い方によっては、ますます濁って抽象的になることもあります。
それに、ビジョンは企業や会社が掲げるものという誤解がはびこっています。
個人がビジョンやミッションを持つのは大げさだと勘違いされ続けているのです。
それは全く間違いだと思ってください。
個人だからこそ、自分が叶えたい夢の方向・姿・コツを探し求めて欲しいのです。
そこで、自分の夢を叶える具体的な方法・方針を定めながら、到達する距離を区切り段階を追うことが何より大切です。
区切った各段階のことを「目標」と呼びます。
夢が叶うヒトの特徴は、区切った目標に向かって習慣を守り続けていることです。
ビジョンの設定は、遠くかけ離れた将来の夢に向かって、
現実性を持たせる指示・指南・道しるべになるよう
自分らしい言葉や描写で表現することです!
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